河川ごとの印旛沼への流入量(H20)
流域全体で、年間4.5億m3の流出があります。
河川別流入量の全体に占める割合を見ると、流出量の比率は、流域面積比の比率とほぼ同程度となっています。
市街化率が大きい河川ほど、不浸透面積が大きいことから、降雨時の流量変化は鋭敏で、ピーク後の減衰時間も短くなります。
逆に、市街化率が小さい(浸透面積が大きい)と、流量変化は緩慢で、かつピーク後の減衰時間も長くなる傾向が見られます。
市街化率が小さい→ピーク後減衰時間が長い:緩慢型流出形態
市街化率が大きい→ピーク後減衰時間が短い:鋭敏型流出形態
※市街化率は、流域の土地利用から、以下のように算出。
〔市街化率〕=(〔密集市街地〕+〔道路〕+〔宅地〕×0.5)/〔流域面積〕